鎌倉に家を持つ その11-住宅ローンを組めない?4-
翌日、朝から銀行まわりをした。
まずは、私のメインバンクである新生銀行だ。
東京住宅ローンセンターを訪れた。
受付には受付係ではなく、ローンの担当者がいた。
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私:「住宅ローンについてお尋ねしたいことがあるのですが」
担当者:「どうぞ」
私:「?ここでよろしいのですか?」
担当者:「はい、どうぞ」
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応接セットがあるのに、受付で立ったままはないだろう、と思うが、相手がここでというのだから仕方ない。
他の銀行と同様な質問をするが、これはうちでは貸し出せないです、との回答。
具体的な物件の情報を提示してもダメかきくが、ダメ。
例外は無いかきくが、これもダメ。
ダメということより、こんなぞんざいな対応を受けたことがショック。
メインバンクなだけになおさら。
スーツではなく、こざっぱりもしていない普段着、その上ひげ面、足元みられたかな、と少々勘ぐった。
これで終わりでも良かったのだが、帰り道にC信託銀行本店があったので立ち寄る。
こちらは応接セットで対応してもらったが、心がまったくこもっていない(ように感じた)。
この担当者の回答はこうだ。
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43条但し書きだからということでなく、話をきいて判断するにローンは難しそうです。
詳しくは必要書類をそろえてもらわないと判断できません。
事前の審査は可能です。
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事前審査には何が必要ですか?という質問に対し、口頭で、
なんとか(失念)となんとか(失念)となんとか(失念)となんとか(失念)・・・じゅうせつです。
じゅうせつについては、なんたらかんたら・・・
A銀行はちゃんとリストを用意して、いちいち書類の内容まで説明してくれたが、C信託は口頭でさっと言うだけ。
こんな説明で一般人がおぼえきれるとでも思ったのだろうか?
唯一おぼえていた「じゅうせつ」も、重要事項説明書であることを理解するのにしばらくかかった。
帰り道にはさらにいくつかの銀行があったが、この2行で疲れ果ててしまった。
(続く)
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