鎌倉漁協の日曜朝市(4月)
鎌倉漁協の朝市に行って来た。
朝市は、1~3月を除く毎月第一日曜の10時から開催される。
前回(04年11月)10時15分すぎに到着したら、既に売切れてしまっているものがあったので、今回は早めの到着を目論んだ。
10時5分前に坂ノ下の漁協に到着すると、20人くらいが整然と行列をなしている。
急ぎ、行列の最後尾に並ぶが、待つ間もなく開場となった。
「まだ水が冷たいので、あまり種類はありません」
という、漁師さんだか漁協の職員さんだかのお言葉。
確かに扱っている種類は少ないが、前回よりも多いような気がする。
この日は、
かわはぎ、めじな、めばる、かさご、さざえ、しらす(釜揚げ)、丸干し、わかめ、地元野菜
を販売している。
魚類は100g100円(確か)、さざえは5個1000円、しらす1パック500円、丸干し1袋200円、わかめ1袋650円~。
しらすとわかめを買い、魚はどれにしようかと迷うが、特段の理由も無くかわはぎ(500円)を1匹買った。
会計を済ませた調理師から、袋に入ったかわはぎを渡されるが、ぴくぴくと元気良く動いていて、おおいに戸惑う。
生簀で泳いでいるのを買ったのだから、当然なのだが、これは完璧に想定外。
まさか、魚はスーパーの切り身のパックで買うもの、とまでは思っていないが、生きた魚を買うなんていう感覚は持ち合わせていない。
生きているのを殺して食らうなど、とてもとてもかわいそうで自分にはできない。
小5の理科の実験で鯉の解剖をやらされたのだが、そのときだって自分ではできなくて同じ班の女子にやってもらったのだ。
市場で魚を買うというのはこういうことなんだ、と今さらあほうのような認識を持つ。
「死んでるの買ってこいよ」と調理師に言い放ち、無理やり袋を押し付けて、さっさと帰路へ。
家に帰るとさっそく調理師が魚をさばきはじめるが、もちろんそんな様子は視界に入らないようにする。
かわはぎの肉が引き裂かれる音なんてききたくないから、かたく耳を閉じて、知らんぷり。
魚をさばく様子は店では当然みたことあるけれども、自分で買ったとなると感覚がまるで違う。
釣りもしないし、この歳で社会経験の未熟さを思い知る。
でも、さばかられた刺身はちゃんと食いましたよ、当然。
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コメント
採れたてサザエ食べたいですなぁ(*´Д`)
僕は小学校の頃、近所のおじさんが
ナタで鶏の首を落とすのを見たことがあります。
首を落とされてもバタバタと暴れて怖かったです。
でも鶏肉は大好きですw
ヒトも動物も他の動植物の命を奪い
食べなければ生きていくことは出来ません。
以前「いただきます」とは貰う命に言う言葉だと聞き、
嘘かホントかは判りませんが妙に納得させられました。
それにしても海が近いのって良いですねぇ..
投稿: 不気味 | 2005.04.04 16:08
カワハギ、羨ましいです。小生も少々釣りをするのですが、カワハギを肝で和えて醤油でいただくと最高です。
投稿: 乙さん | 2005.04.05 13:21
不気味さん、乙さんこんにちは。
>採れたてサザエ食べたいですなぁ(*´Д`)
ぜひ自転車で鎌倉まで来てください。
>ナタで鶏の首を落とすのを見たことがあります。
みたら鶏肉食えなくなります。
本当に血・内臓系はだめです。
>それにしても海が近いのって良いですねぇ..
小坪漁港まで徒歩30分、魚類の定食がウリの食堂に行きました。
ラーメンとカレーのセットを食って大満足。
>カワハギ、羨ましいです。小生も少々釣りをするのですが、
>カワハギを肝で和えて醤油でいただくと最高です
肝を別府のポン酢でといたものにつけて食いました。
うまかったです。
投稿: 鎌倉新参者 | 2005.04.06 09:30